文化
政治思想では、カルチュラル・プルーラリズム(Cultural Pluralism)の訳語として使う場合もある。この場合はマルチカルチュラリズムを単に「多文化主義」と明確に区別する。カルチュラル・プルーラリズムは近代主義とセットで使われ、同じ文化の多様性を標榜する思想ながら次のような違いがある。マルチカルチュラリズムが近代を数多ある文化のひとつとして位置づけるのに対し、カルチュラル・プルーラリズムは近代の中の枠内での多様性を認めるとする。リージョナリズムのように近代と両立可能な範囲でローカルなものを再帰的に維持しようとする立場もある一方、ネオコンのように近代の枠内と両立不可能のものをすぐさま排除しようとする立場もある。